ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

7月バイク新車登録台数、今年最高も「新古車」で水増しか 【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年8月4日_記事番号:T00024434

7月バイク新車登録台数、今年最高も「新古車」で水増しか 【表】

 
 交通部数拠所の統計によると、7月のバイク新車登録台数は前月比31.7%増の6万3,306台で、年初以来の最高となった。ただ業界関係者は、台湾で「鬼月」と呼ばれ、大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月(今年は8月10日~9月7日)を控え、実際の販売前に新車登録を行ったいわゆる「新古車」が少なくとも2万台に上るとみており、実際の販売台数は5万台以下だった可能性がある。4日付中国時報が報じた。
 
T000244341

 
 バイク業界関係者は、失業率に大きな改善が見られない中、低所得者や学生は1台5万~6万台湾元(約13万5,000~16万円)の新車には手が届かず、中古車しか買えない状況で、バイク市場の好転は困難だと指摘した。

 1~7月のバイク新車登録台数は25万2,000台で、内訳は▽台湾ヤマハ、8万7,011台(シェア34.5%)▽三陽工業(SYM)、8万6,633台(34.4%)▽光陽工業(KYMCO)、6万8,905台(27.3%)▽その他、9,652台(3.8%)──だった。通年では50万台に届かず、過去20年で最低となる恐れもある。
 
T000244342