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パワーチップ、7月売上高前月比0.72%微増【表】


ニュース 電子 作成日:2010年8月4日_記事番号:T00024440

パワーチップ、7月売上高前月比0.72%微増【表】

 
 DRAM大手、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)が3日発表した7月売上高は、前月比0.72%増、前年同月比483.75%増の86億1,700万台湾元(約232億円)で2007年3月以来の最高となった。1~7月売上高は、前年同期比407.05%増の511億3,400万元だった。4日付工商時報が伝えた。
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 増収を維持した要因について譚仲民同社副総経理は、DRAMスポット価格の小幅下落が続いたものの先進製造プロセス製品の出荷量が増加したこと、またファウンドリー業務の需要が旺盛だったことを挙げた。下半期はIT(情報通信)製品市場が需要期となる上、同社は63ナノメートルプロセスが主力となり、DDR3生産のウエハー投入枚数比率が90%以上となる見通しであることから、業績のさらなる向上が見込めると語った。

 なお同日発表されたその他のDRAMメーカーの7月売上高は、▽南亜科技、50億9,800万元(2.5%減)▽瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)、46億1,100万元(前月比8.63%増、非連結)▽華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、31億6,000万元(2.3%増)──となった。