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司法関係者の所属政党、新聞局長が公表要求


ニュース 政治 作成日:2007年9月4日_記事番号:T00002445

司法関係者の所属政党、新聞局長が公表要求


 陳水扁総統が8月31日に三立電視のインタビューで、「司法関係者の70~80%の立場は青色(国民党を中心とする野党)に傾いている」と批判したのに続き、行政院の謝志偉新聞局長は「政界の人物が関与する司法案件を取り扱う裁判官、検察官は所属政党をインターネット上で公表すべきだ」と主張した。また、国民党に対しても、司法部門にどれだけ党員がいるのか明らかにするよう求めた。

 謝局長の発言は、政界関係者をめぐる裁判で与党不利の判決が相次ぎ、民進党の総統選挙候補者である謝長廷氏が、高雄市長在任中の疑惑について検察が改めて捜査する姿勢を見せていることに不満を表明した形だが、司法へのあからさまな介入とも取れる発言だけに論議を呼びそうだ。

 謝局長は「東ドイツでは専制時代では党と国家が不可分だったが、党のために働いた裁判官は民主化後に解任されている」となどと付け加えた。