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MRT市政府駅ターミナルビル、供用を開始


ニュース 運輸 作成日:2010年8月6日_記事番号:T00024479

MRT市政府駅ターミナルビル、供用を開始

 
 台北市が120億台湾元(約325億円)の資金と6年の期間をかけ、BOT(建設、運営、譲渡)方式で建設した、台北都市交通システム(MRT)市政府駅および高速バスの発着場などの機能を備えたターミナルビルが5日、供用を開始した。また、同ビルから台北市政府、信義区商圏内の各商業施設を結ぶ地下連絡路も敷設された。今後1日に4万人の利用者が訪れると予測され、東区の商圏全体の活性につながると期待されている。6日付聯合報などが報じた。
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同ターミナルからは14業者が台北市と台中以北および宜蘭地区を結ぶ長距離バスを運行する(5日=中央社)

 同ターミナルビルは敷地面積14万平方メートル、地下5階、地上31階建てで、日本の京都駅をモデルに設計された。ビル内には統一阪急百貨台北店(10月オープン予定)やホテル、レストランなどが入居し、旅客の需要を一度に満足させることができる。

 供用開始に当たっての記者会見で郝龍斌台北市長は、これまで高速バス利用者は屋外で待たなければならなかったが、今後予想される1日延べ1万人の乗客はビル内の快適な環境でバスを待つことができると強調した。