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アメックスのブラックカード、台湾で発行開始


ニュース 金融 作成日:2010年8月6日_記事番号:T00024482

アメックスのブラックカード、台湾で発行開始

 
 米クレジットカード大手、アメリカン・エキスプレス(アメックス)は5日、最上級カード「センチュリオン・カード(通称ブラックカード)」を台湾で発行すると発表した。年収20万米ドル以上の高所得者層を対象とし、同社の審査を通じて選定された人のみが招待される同カードの発行は、世界では18カ国・地域目、アジアでは香港、日本、シンガポールに次ぐ4カ国・地域目となる。6日付中国時報が伝えた。

 センチュリオン・カードの台湾での年会費は16万台湾元(約43万円)と、米国の2,500米ドル、香港の2万香港ドル(約22万円)に比べかなり割高となっている。同社は「台湾の高所得で高い消費力を備えた層は、金融危機でも影響を受けなかったほか、その後の消費力回復も世界で最も力強い」と好感している。

 同カード会員になると、世界11都市、中国9都市の空港で入国手続きがVIP待遇となるほか、空港からの送迎サービスが受けられる。また、ホテルや飲食店、買い物での優待や飛行機の座席アップグレードなども可受けられる。台湾では発行当初、数百人が招待を受けるとみられている。