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サムスンLEDテレビ目標引き下げか、エピスター・ユニティに影響も


ニュース 家電 作成日:2010年8月6日_記事番号:T00024489

サムスンLEDテレビ目標引き下げか、エピスター・ユニティに影響も

 
 6日付蘋果日報によると、液晶テレビ最大手のサムスン電子が、発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した液晶テレビ、いわゆるLEDテレビの今年の出荷目標台数を下方修正したとの観測が出ている。これを受け、サムスンを顧客とするLEDチップの晶元光電(エピスター)や、パッケージング(封止)の東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)の業績に影響が懸念されている。

 証券会社によると、サムスンは従来型の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)採用の液晶テレビを在庫消化のため値下げしていることもあり、比較的高価格なLEDテレビは売れ行きが芳しくないもようだ。さらに、同社は昨年末から部品在庫を大幅に増やしていたが、最近になって積み増しのスピードが落ちており、こうした状況からLEDテレビ出荷台数の下方修正観測につながったとみられている。

 ただ、エピスターやユニティはサムスンの出荷目標の下方修正について、ともに「聞いたことがない」とコメントしている。