ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

封止・検査3社、7月売上高は前月比微増


ニュース 電子 作成日:2010年8月6日_記事番号:T00024493

封止・検査3社、7月売上高は前月比微増

 
 半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の矽品精密工業(SPIL)、力成科技(パワーテック・テクノロジー)、華東科技(ウォルトン・アドバンスト・エンジニアリング)の7月売上高が相次いで発表され、前月比では0.8~1.57%増と3社ともに微増だったが、メモリー封止・検査のパワーテックとウォルトンは単月過去最高を記録した。6日付電子時報が伝えた。

 SPILの7月連結売上高は55億1,600万台湾元(約150億円)で前月比0.8%増、1~7月累計では前年同期比26.57%増の375億9,100万元だった。また、パソコン需要やアジアのIC設計業者からの需要が伸び悩んだことで、第2四半期は前期比4.4%増にとどまった。第3四半期は前期比5%の成長が可能と証券会社はみている。

 力成の7月連結売上高は前月比1.57%増の32億3,200万元、1~7月累計では前年比34.19%増の211億6,800万元だった。第3四半期および第4四半期はともに前期比5~7%増、通年では25~30%増を目指すと蔡篤恭董事長は表明した。

 華東の7月連結売上高は前月比1.03%増の6億8,600万元で、1~7月累計では前年比32.29%増の52億9,000万元だった。于鴻祺総経理は、顧客の需要は拡大していると強調し、生産能力が増強される第3四半期は売上高が前期比7~10%成長、年末まで月ごとに業績が成長するとの見通しを示した。