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ルネサス、液晶駆動用ICの生産委託拡大へ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年8月6日_記事番号:T00024494

ルネサス、液晶駆動用ICの生産委託拡大へ【表】

 
 IDM(垂直統合型半導体メーカー)日本最大手のルネサスエレクトロニクスは、携帯電話に使われる中小サイズ液晶パネル用の駆動ICの生産委託比率をこれまでの30%から60%へと高める。これを受け、台湾の力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)と頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)が大きな恩恵を受けるとみられる。6日付工商時報が伝えた。
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 ルネサスは現在、米アップルの人気スマートフォン「iPhone 4」向けに液晶用駆動ICを納入している。

 パワーチップは12インチウエハーの受託生産、チップボンドは12インチウエハーのゴールドバンプ、COG(チップ・オン・グラス)実装、テスティングなどをそれぞれ受注している。ルネサスは今後新たに生じる液晶パネル用駆動IC需要をすべて外部に生産委託する方針で、パワーチップとチップボンドにとっては追い風となりそうだ。