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作成日：2010年8月6日_記事番号：T00024497
富士康工場で飛び降り自殺、13人目で死者11人に
鴻海科技集団（フォックスコン）傘下の富士康国際（ＦＩＨ）が中国で展開する工場で従業員の自殺が相次ぐ中、同社の呉淞江工場（江蘇省昆山市）で４日午前３時ごろ、女性従業員（22）が飛び降り自殺を図り死亡した。６日付蘋果日報が伝えた。
同社工場では５月末から広東省深圳市の工場で連鎖的に従業員の自殺が相次いでいた。今回の自殺は13人目で、死者は11人となった。
女性従業員は恋愛関係のもつれから自殺を図ったとみられ、防護用ネットを突き破って落下し、病院に収容されたが死亡した。女性は江蘇省徐州市の出身の独身で、３月から同工場に勤務していた。
同社広報担当は事実関係を認めた上で、「原因は警察が調べている。今回は華東地区の工場で発生しており、深圳のケースとは異なる。個別の事件と受け止めている」と説明した。
