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台湾の労働者、「生産力良好・給与はゼロ成長」


ニュース その他分野 作成日:2007年9月4日_記事番号:T00002450

台湾の労働者、「生産力良好・給与はゼロ成長」


 国連の国際労働機関(ILO)が3日公表した年度報告によると、台湾は1980年から05年までの間に労働者の生産力が4.1%上昇した。中国、香港、台湾、韓国という東アジア4カ国・地域では3位だが、世界120カ国・地域の中では高い水準だった。

 韓国、香港、タイ、マレーシア、バングラデシュ、スリランカの6カ国・地域の年間平均労働時間は2,200時間だったが、スイス国際経営開発研究所(IMD)の報告では台湾の年間労働時間は2,282時間に上り、世界で最長レベルだ。また、00年~05年の1時間当たりの報酬の上昇率は香港やシンガポール以下の1%未満で、台湾の労働者の厳しい実態が浮き彫りになった。4日付工商時報が伝えた。