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富邦投信と中国・方正証券、合弁ファンド運用会社を年内設立へ


ニュース 金融 作成日:2010年8月9日_記事番号:T00024507

富邦投信と中国・方正証券、合弁ファンド運用会社を年内設立へ

 
 富邦金融控股は6日、傘下の富邦投信を通じ、中国・方正集団(ファウンダー)傘下の方正証券と合弁で、中国にファンド運用会社「方正富邦基金管理公司」を設立すると発表した。新会社は金融当局に設立認可を申請中で、年末または来年初頭の開業を目指す。実現すれば富邦投信は、台湾の投資信託会社として初の中国進出となる。7日付経済日報などが伝えた。

 富邦金控は当初、富邦証券を通じファンド運用会社を設立する予定だったが、中台当局による認可過程に困難が予想されることから富邦投信を通じた合弁に変更した。

 新会社の資本金は2億人民元で、富邦投信は約3分の1の6,660万人民元(約8億3,600万円)を出資する。拠点は北京市に置く予定だ。龔天行・富邦金控総経理は、将来的に持ち株比率を中国の法律で定められた上限の49%まで引き上げる意向を表明している。