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アパレルの聚陽、今年売上高が過去最高へ【図】


ニュース その他製造 作成日:2010年8月9日_記事番号:T00024509

アパレルの聚陽、今年売上高が過去最高へ【図】

 
 アパレル大手、聚陽実業(マカロット・インダストリアル)の周理平董事長によると、同社は10月まで生産設備のフル稼働が見込めるほか、今年の年間出荷量は前年比25%増の880万~900万ダースと過去最高を記録すると予測している。証券会社は、同社の今年の売上高も前年比1割増の150億~155億台湾元(約400億~415億円)となり、さらに2007年の147億元を上回り過去最高を更新するとみている。8日付経済日報が伝えた。
 
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 同社はまた、新たな顧客の増加と、欧米ブランドからの集中的な受注に対応するため、生産能力拡充を加速している。来年末までに新設の生産ライン110~112本が生産に入る見込みで、2012年の出荷量は1,200万ダースと、過去最高を更新する見通しだ。新設の生産ラインはインドネシア40本、カンボジア30本、ベトナム北部40~42本となっている。

 同社の各国別の生産比重は現在、インドネシアが約30%で最大、次いで中国の22%(200万ダース)となっている。ただ、中国では生産コストが最大となっているため、12年までに比重を10%(120万ダース)に引き下げる計画だ。