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工業用紙、8月から1千元値上げか


ニュース その他製造 作成日:2010年8月9日_記事番号:T00024510

工業用紙、8月から1千元値上げか

 
 9日付工商時報によると、米国や台湾で古紙価格が上昇していることから、製紙各社が工業用紙を8月から1トン当たり1,000台湾元(約2,680円)値上げするとの観測が出ている。

 現在古紙価格は米国で1トン260米ドルまで、台湾でも1キログラム5.5元に上昇しており、正隆紙業や永豊餘造紙など製紙大手にとってコスト圧力が増大している。

 一方、文化用紙についても、短繊維パルプの国際価格が7月以降上昇を続けていること、および11月末に5直轄市長選挙が行われることで10%以上需要が増加するとみられ、9月からの値上げの可能性が指摘されている。

 なお製紙大手は7月の売上高をまだ発表していないが、中元節(旧暦7月15日、今年は8月24日)に向けた需要期を迎えたことで、好業績を挙げたとみられる。