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石炭化学のCSCC、火災で13日まで工場稼働停止


ニュース その他製造 作成日:2010年8月9日_記事番号:T00024511

石炭化学のCSCC、火災で13日まで工場稼働停止

 
 5日夜に火災が発生した、中国鋼鉄(CSC)集団の石炭化学製品メーカー、中鋼タン素化学(チャイナ・スチール・ケミカル=CSCC、タンは石へんに炭)の高雄市大林埔区の工場について同社は、同工場を13日夜まで稼働停止とする予定で、その間、売上高損失は1億500万台湾元(約2億8,000万円)が予想されると表明した。ただ損失分は2カ月で補うことができ、今年通年の売上高には影響しないとみている。7日付工商時報が報じた。
 
T000245111

CSCC工場の火災により粉塵(ふんじん)汚染が起きたと同工場に抗議する周辺住民(5日=中央社)
 
 CSCCによると、火災による死者・けが人はなかった。設備の損失は約1,200万元とみられるが、保険会社に補償を求める手続きを取った。今後、同様の事故を防ぐため、工場の稼働を全面的に止めて検査・修理を行う。