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中油の高雄港コンテナターミナル、貯蔵施設を整備へ


ニュース 石油・化学 作成日:2010年8月9日_記事番号:T00024512

中油の高雄港コンテナターミナル、貯蔵施設を整備へ

 
 台湾中油は、高雄製油所(高雄市楠梓区)を2015年までに閉鎖、移転するのに伴い、大林製油所(同市小港区)の貯蔵設備、埠頭(ふとう)などを高雄港の洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)第2期用地の一部に移転する方針だ。投資額は147億台湾元(約400億円)を見込む。7日付工商時報が伝えた。

 移転先は第2期用地の石油化学専区建設計画(総面積255.7ヘクタール)で、交通部高雄港務局と台湾中油が来年から埋め立て工事に着手する。高雄製油所の閉鎖に伴い、石油精製機能の一部は、大林製油所に移転されることになっている。このため、同製油所にある既存の貯蔵設備などを洲際貨櫃中心に移転することになった。

 同社はまた、高雄製油所の跡地で2段階にわたる再開発を行い、同製油所の閉鎖で減少する生産能力の一部を補うほか、バイオ技術、グリーンエネルギーなどの開発拠点と位置付ける。