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大衆電脳、グリーンエネルギーに参入へ


ニュース 電子 作成日:2010年8月9日_記事番号:T00024519

大衆電脳、グリーンエネルギーに参入へ

 
 大衆電脳集団(FIC)は6日、グリーンエネルギー分野への参入に向け、米電子制御システムメーカー、ハネウェル傘下のトリディウムと戦略提携した。7日付工商時報が伝えた。 

 大衆集団は、トリディウムの省エネ制御システム「ナイアガラ・フレームワーク」を台湾などアジア地域で「大衆」ブランドで代理販売する。同システムは二酸化炭素排出量、水道使用量、電力消費量を20%以上削減することが可能で、オフィスビルやホテルなどからの需要を見込む。

 トリディウムは大衆集団傘下のプリント基板メーカー、三希科技(3CEMS)にハードウエアの生産を委託しており、これまでも密接な関係にあった。提携後は3CEMSが引き続き受託生産を行うほか、設計部分を大衆電脳が担当する。

 大衆集団はパソコン受託生産中心の収入源の多角化を進めており、今回の提携もその一環。簡民智営運長は「2年内にグリーンエネルギー事業で10億台湾元(約27億円)の売上貢献、粗利益率50%の達成を目指したい」と述べた。