ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

チップボンド、蘇州・チップモアを合併へ


ニュース 電子 作成日:2010年8月9日_記事番号:T00024526

チップボンド、蘇州・チップモアを合併へ

 
 液晶ディスプレイ(LCD)ドライバICのパッケージング・テスティング(封止・検査)最大手、頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)の呉非艱董事長は6日、中国・江蘇省蘇州市の頎中科技(チップモア)の合併に向け経済部投資審議委員会(投審会)に申請を行ったと表明した。7日付工商時報が報じた。

 呉董事長によると、チップモアの株式を1株2.575米ドルで330万株、総額8,500万米ドルで買い増し、出資比率を64%に引き上げる。

 液晶パネル大手が後工程モジュール(LCM)生産拠点を中国に移設する中、LCDドライバICは中国のファウンドリーで生産される比率が高まっており、同社も中国に拠点を設け商機を狙う。

 チップモアは2004年、蘇州工業園区(SIP)でチップボンド(出資比率16.6%)と海外の投資家が共同で設立した。現在の月産能力は金バンププロセスで4万枚(8インチウエハー)、COF(チップ・オン・フィルム)実装で4,000万個。