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マンダムの洗顔フォーム、輸入業者が使用期限を改ざん


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年8月10日_記事番号:T00024538

マンダムの洗顔フォーム、輸入業者が使用期限を改ざん

 
 台湾で販売されている、マンダム(本社・大阪市中央区、西村元延社長)「ギャツビー」ブランドの男性用洗顔料4商品の使用期限や製造年月日が、輸入業者によって改ざんされていたことが台北市・周威佑市議(民進党)の指摘で明らかになった。10日付聯合報が伝えた。

 改ざんを行っていたのは、海外のスキンケア製品を並行輸入し販売する勇昌貿易。SMAPの木村拓哉さんが出演するテレビCMにより、台湾でも有名なギャツビーブランドの洗顔料は、使用期限が製造から3年のところ、貼られたシールには「保存年限5年」と記載されていた。また、中国語で2009年製造と印刷されたシールの下から、06年製造を示す番号が現れたという。

 標示改ざんが明らかになった製品は、マンダムの洗顔料のほか、米・キャメイの石けんやドイツ・アルゲマリンのボディソープなど。

 これを受け、量販店の大潤発(RTマート)や愛買(aマート)は、指摘のあった商品について、9日昼ごろすべて店頭から回収、購入者からの返品要求にも応じるとしている。勇昌貿易は改ざんを否定しているが、同社は過去に2度、標示違反で処罰されたことがある。