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AUOとハンスター、7月は2けた減収


ニュース 電子 作成日:2010年8月10日_記事番号:T00024553

AUOとハンスター、7月は2けた減収

 
 液晶パネル大手、友達光電(AUO)と瀚宇彩晶(ハンスター)は7月、ともに前月比2けたの減収となった。AUOの7月連結売上高は前月比10.9%減、前年同月比19.4%増の388億7,200万台湾元(約1,054億円)、ハンスターは前月比11.9%減、前年同月比21.6%減の47億5,200万元。減収はパネル在庫水準の上昇を受けた減産が主因だ。一方、業界最大手の奇美電子(チーメイ・イノルックス)の連結売上高は、前月比1.1%増の459億元となった。10日付経済日報が伝えた。

 AUOは7月末の業績説明会で、第3四半期は見通しがはっきりしないため、在庫水準を厳しく管理するとの考えを表明している。証券会社は第3四半期の業界各社の操業状況について、新たな生産ラインの稼働計画があるため、稼働率は2~3割低下すると指摘している。

 7月の各社のパネル出荷枚数は、▽奇美電、大型/1,020万枚(前月比4.3%減)、中小型/3,270万枚(10%減)▽AUO、大型/925万枚(前月比4.9%減)、中小型/1,730万枚(9.6%増)──だった。