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UMCの7月売上高、過去5番目の高水準に


ニュース 電子 作成日:2010年8月10日_記事番号:T00024555

UMCの7月売上高、過去5番目の高水準に

 
 ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が9日発表した7月売上高は、前月比4.7%増、前年同月比22.83%増の108億2,100万台湾元(約293億円)で、単月売上高として約6年ぶり、過去5番目の高水準となった。10日付工商時報が伝えた。

 川上IDM(垂直統合型の半導体メーカー)とIC設計メーカーからの堅調な受注が続いており、孫世偉UMC執行長(CEO)は先日の業績説明会で、第3四半期も受注は満杯状態と表明。また、同期は65ナノメートル以下の先進プロセス製品の比率が3割以上に達するとの見通しを語っていた。

 同日は台湾積体電路製造(TSMC)傘下の同業、世界先進積体電路(VIS)も7月売上高を発表。前月比8.18%増、前年同月比13.21%増の15億9,200万元で、過去9年半で最高水準となった。液晶ディスプレイ(LCD)駆動ICやアナログIC、0.11マイクロメートルのCMOSイメージセンサーなどの堅調な受注が増収要因だ。