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菅首相の日韓併合「おわび」談話、「なぜ中華民国に謝らない」


ニュース 政治 作成日:2010年8月11日_記事番号:T00024560

菅首相の日韓併合「おわび」談話、「なぜ中華民国に謝らない」

 
 菅直人首相が10日、日韓併合100年に当たって韓国に対する植民地支配に「痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明する」との談話を発表したことについて、外交部の陳銘政報道官は同日、「日本の第二次世界大戦期の行為に対する反省は、地域の平和と安全にとって非常に重要な指標となる」と評価するコメントを行った。

 一方で11日付聯合報は、ある外交官が非公式に「第二次大戦中に日本から植民地支配を受けたのは韓国だけではない。なぜ中華民国には謝罪しないのか」と不満を漏らした上で、「被害を受けたすべての国家に謝罪してこそ、周辺国は誠意と善意を感じることができる」と語ったと報じた。

 ただ同紙は、市民運動出身の菅首相は自民党に比べ歴史認識がはるかに深いとした上で、今回の談話はアジア人の日本に対する見方を変えたと評価し、日本の指導者が決意すれば、アジア諸国との間に残る多くの問題の解決は難しくないと指摘した。