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離党出馬の楊高雄県長、民進党の中国敵視を批判


ニュース 政治 作成日:2010年8月11日_記事番号:T00024561

離党出馬の楊高雄県長、民進党の中国敵視を批判

 
 高雄県と高雄市の合併に伴う今年11月の高雄市長選で、民進党から出馬する陳菊高雄市長に対抗し、同党を離党して出馬を決めた楊秋興高雄県長は10日、中国時報のインタビューに応じ、中国を敵視する民進党の路線を批判した。11日付同紙が伝えた。

 出馬表明で「中道路線」を標榜した楊県長は、馬英九政権が中国と締結した海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)について、「中国の台頭は既成事実だ。民進党は古い考え方で相手を敵視すべきではない。離党して初めて、大局的に両岸(中台)問題を見ることができるようになった」と述べた。その上で、反ECFAデモへの参加を拒否した理由について、「開放は避けて通れない道であり、反対のための反対にむなしさを感じたためだ」と心情を語った。

 楊県長はまた、高雄市の将来について、「高雄を第2のシンガポールにすることだ。開放戦略を守りさえすれば、目標に向かってまい進できる。ECFAは高雄にとって良いチャンスになる」と指摘した。