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中台紡織業界、7項目の提携覚書を締結


ニュース その他製造 作成日:2010年8月11日_記事番号:T00024573

中台紡織業界、7項目の提携覚書を締結

 
 中台の紡織・繊維業界は、経済部が進める中台間の産業交流プロジェクト、「両岸搭橋専案(中台懸け橋プロジェクト)」の一環として10日に開催された「両岸紡織・繊維産業協力交流会議」で、7項目にわたる提携の覚書を締結した。具体的な投資額やスケジュールは未定。また同業界で中台間に交流プラットフォームを構築し、協力や交流をさらに強化する方針だ。11日付経済日報が伝えた。

 覚書の主な項目は、▽康那香(KNH)が中国の恒天重工と、不織布生産設備の機能改良を共同で進める▽南緯実業(Tex-Ray)が江蘇悦達紡織集団との提携で中国市場に進出、悦達は南緯の流通網を利用し米国市場に進出▽沅展国際企業が原料供給、広東省の万里公司里が紡績を担当した上で、沅展が製品を販売する──など。

 また、紡織分野の人材を育成する輔仁大学織品服装学科は、紡織品・衣料の貿易業者、浙江愛麗芬集団の台湾デザインセンター設立に協力することで意向書を締結した。愛麗芬は既に台湾で貿易業務を担当する企業を設立している。