ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北駅前の慶豊銀本店ビル、台湾人寿が落札【表】


ニュース 建設 作成日:2010年8月12日_記事番号:T00024597

台北駅前の慶豊銀本店ビル、台湾人寿が落札【表】

 
 台北駅前にある旧慶豊銀行本店ビルの売却に向けた公開入札が11日行われ、台湾人寿保険が25億6,000万台湾元(約68億4,000万円)で落札した。1坪当たり単価は約833万元で、台北市の西区(台北駅前や西門町など中心とする商圏)の最高値を更新した。西区における商業用地の高値落札記録(土地面積基準)は、これまで西門町の西寧大楼の1坪当たり620万元が最高だった。12日付聯合報が伝えた。
 
T000245971

 
 入札には保険会社を中心に12陣営が参加し、台湾人寿は最低入札価格(14億5,640万元)を75.8%上回る高値で落札した。

 慶豊銀本店ビルは、台北駅南側の南陽街の角地にあり、土地面積307坪、延べ床面積2,417坪。地目は第4種商業区。台湾人寿は今後、同ビルを商業施設として賃貸する予定で、毎月700万元の賃貸料収入を見込んでいる。長期的には隣接するホテル、台北凱撒大飯店(シーザー・パーク・タイペイ)やYMCAも含む大規模な再開発も視野に入れている。