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中国LEDテレビ浸透率25%へ、台湾からパネル供給増で


ニュース 家電 作成日:2010年8月12日_記事番号:T00024607

中国LEDテレビ浸透率25%へ、台湾からパネル供給増で

 
 中国の市場調査会社、奥維諮詢(AVC)によると、発光ダイオード(LED)バックライトを搭載した液晶テレビの同国における市場浸透率は上半期10.6%(販売台数92万5,000台)だったが、年末には25%に達する見込みだ。これまでLEDパネルをサムスン電子およびLGディスプレイ(LGD)の韓国大手2社からの供給に頼り、上半期は供給不足が続いたが、下半期は台湾の液晶パネルメーカーが増産して中国への供給量を増やす見通しのためだ。12日付電子時報が報じた。

 業界関係者によると、中国でのLEDテレビの販売価格は2009年、従来型の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)バックライト搭載テレビの2倍だったが、今年上半期には1.5~1.8倍まで価格差が縮小し、5月の労働節(メーデー)連休シーズンに大幅に販売比率が高まったという。

 現在、中国のテレビメーカー大手10社からLEDテレビ17機種が発売され、全サイズをカバーしており、今後生産規模の拡大に伴い末端価格がさらに低下する見通しだ。