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遠伝、「S市集」普及に3億元投入


ニュース 電子 作成日:2010年8月12日_記事番号:T00024608

遠伝、「S市集」普及に3億元投入

 
 遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)の李彬商務長は11日、携帯電話用アプリケーションソフトをオンライン販売する「S市集」の普及に今後3年間で3億台湾元(約8億円)を投じる方針を明らかにした。12日付経済日報が伝えた。

 S市集は開設から9カ月で取り扱いアプリケーションソフトが1,000種類を超え、ダウンロード件数が延べ30万件に達した。利用者の同社顧客と非顧客の割合は3対7だという。取り扱いソフト数は年内に1,500種類、また3年以内にダウンロード件数延べ1,000万件を達成することが目標だ。

 最近は中国、香港、米国、韓国、日本などのソフト開発業者も参入しており、年内には中国やアジア各国にも販売対象を拡大する。アジア展開に当たっては、アジア・太平洋地域最大級の携帯電話キャリア連合のコネクサス・モバイル・アライアンス(NTTドコモなど加盟)と提携する。

 遠伝はまた、今後アンドロイドプラットフォーム搭載のパソコンで利用される、大画面向けのアプリケーション開発で関連メーカーに協力していく方針だ。