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ノート受託Q3出荷に暗雲、HPとエイサーの発注急減


ニュース 電子 作成日:2010年8月12日_記事番号:T00024612

ノート受託Q3出荷に暗雲、HPとエイサーの発注急減

 
 12日付工商時報によると、ノートパソコン受託メーカーは、7月に世界2大ブランド、ヒューレット・パッカード(HP)と宏碁(エイサー)からの受注が同時に減少するという異例の事態を受け、8~9月の出荷量回復が期待されるものの、第3四半期全体の出荷目標達成に難易度が高まっているとの懸念を示した。広達電脳(クアンタ・コンピュータ)と仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)は7月の出荷台数が前月比で2割以上減少している。

 クアンタの第3四半期出荷目標の前期比10~20%増に対し、証券会社は、同10%以下の成長へと引き下げる可能性があると予測した。ただ、8月中にアップルのマックブック(MacBook)新機種の出荷が始まるとされ、HPの発注削減分を補える可能性も出ている。

 コンパルは第3四半期出荷目標を5~10%増に設定していたが、証券会社は同5%以下の成長に下方修正すると予測した。