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農水産品の対中輸出、上半期36.4%増


ニュース 農林水産 作成日:2010年8月13日_記事番号:T00024623

農水産品の対中輸出、上半期36.4%増

 
 行政院農業委員会(農委会)が12日発表した上半期の農水産品輸出額は前年同期比19.3%増の18億7,400万米ドルで、このうち中国向けは前年同期比36.4%増の2億3,188万米ドルと、全体の成長率を大きく上回った。13日付工商時報が報じた。

 農水産品の対中輸出は2008年12月の中台間の海運直航実現を期に伸びている。今年は3月19日に活魚の中国11港湾への直接輸出が解禁され、ハタの輸出額が248万米ドルへと増加。また、バンレイシ(シャカトウ)など果物も好調な伸びを見せた。

 農水産品の輸出先1位は日本で4億1,934万米ドル、全体シェア22.38%だが、2位中国と3位香港を合計すると4億5,574万米ドル、シェア24.32%で日本を上回る。

 農委会は、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)対象品目に茶葉、オンシジウム、ハタなど18品目が含まれ、2年以内にゼロ関税となるため、これらの品目で台湾産品の輸出競争力がさらに高まると期待している。