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電子ブックリーダー中国最大手、9月に台湾で製品発売


ニュース 家電 作成日:2010年8月13日_記事番号:T00024636

電子ブックリーダー中国最大手、9月に台湾で製品発売

 
 中国の電子ブックリーダー最大手、漢王科技の劉迎建董事長は13日、9月に同社製品を台湾で発売するとの計画を明らかにした。当初は5、6インチを主に代理業者やインターネットや家電量販店などを通じ、中国市場での販売価格1,800~2,000人民元(約8,500~9,400円)よりやや安値で販売する方針だ。13日付工商時報が伝えた。

 同社の中国市場でのシェアは、第1四半期に70%以上に達した。地域別の単月販売台数は▽北京、1万台▽上海、6,000台▽広東、5,000台▽香港、3,000台――となっており、台湾では2,000~3,000台を目指すと劉董事長は表明した。

 また、同社は元太科技工業(PVI)、鴻海科技集団(フォックスコン)、華碩電脳(ASUS)系列の和碩聯合科技(ペガトロン)、永碩聯合国際(ユニハン)、英業達(インベンテック)系列の英華達(インベンテック・アプライアンシズ)など、台湾メーカーとの関係が密接化し、取引も拡大しているとして、年内に台北に子会社を設立する計画だ。研究開発(R&D)人材80人程度を採用する予定で、内湖科学園区でオフィスを探している。