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Q2大型パネル出荷、過去最高の1.7億枚


ニュース 電子 作成日:2010年8月13日_記事番号:T00024641

Q2大型パネル出荷、過去最高の1.7億枚

 
 市場調査会社、ディスプレイサーチの最新調査によると、第2四半期の世界市場での大型液晶パネル(9.1インチ以上)の出荷枚数は前期比9%増、前年同期比31%増の1億7,020万枚で、過去最高となった。出荷額は229億米ドルで過去2番目の高水準だった。13日付工商時報が伝えた。

 同期の出荷好調について謝勤益・同社大中華区副総裁は、川下メーカーが需要見通しを楽観し、在庫積み増しを積極的に行ったことを挙げた。

 出荷額では首位がサムスン電子の60億米ドル。世界市場でシェア26.3%を占めた。2~4位は、▽LGディスプレイ、54億米ドル(シェア23.4%)▽友達光電(AUO)、37億米ドル(16.2%)▽奇美電子(チーメイ・イノルックス)、36億米ドル(15.8%)──だった。

 パネルメーカー各社は第3四半期の出荷枚数目標を前期比8%増としている。7月と8月は出荷減に見舞われるものの、ブランド各社が第4四半期の需要期に備えた調達を強化する見通しの下、9月からの出荷増に強い自信を持っていることがうかがえる。