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作成日:2007年9月5日_記事番号:T00002465
相次ぐ旅行会社倒産、54%が「影響なし」
旅行社社長が突如、倒産宣告をして雲隠れ。気の毒なのは中国を旅行中突然「孤児」になったツアー客たちだ。たちまち現地ガイドに拉致され、高額な旅行費用を別途支払って解放してもらうはめに――最近こんなケースがよく発生している。
ツアー商品を選ぶ際に重要な点としては、「ツアー内容」387人(36.1%)と「評判」201人(18.8%)を重視する人が多かったほか、「価格」102人(9.5%)、「食事やホテルのクラス」97人(9.1%)も挙げられた。
中時電子報が1,071人を対象に行った電話による無作為の意識調査によると、「相次ぐ旅行社の倒産で、海外旅行者が影響を受けるかどうか」について、半数を上回る585人(54.6%)が「影響を受けない」と回答。逆に「影響を受ける」は371人(34.6%)で、「分からない」が115人(10.7%)だった。また、1年間に海外旅行に出掛ける回数は、「0~1回」954人(89.1%)が最も多く、「2~3回」92人(8.6%)、「4~5回」10人(0.9%)、「6回以上」15人(1.4%)。
最も好きな海外旅行先は、「東北アジア(日本、韓国)」270人(25.2%)がトップ。2位「欧州」173人(16.2%)、3位「東南アジア」128人(12.0%)、「中国・香港・マカオ」126人(11.8%)、「米州」「アフリカ」と続いた。