ニュース 商業・サービス 作成日:2010年8月16日_記事番号:T00024657
台湾における中国人の自由旅行開放をにらみ、台北市でホテル新設ラッシュが起きている。不動産サービス会社の瑞普国際物業(REPro)の調べによると、現在、市内の商用ビル18棟以上で、改装・改築を通じてホテルとして開業させる計画が進行している。14日付工商時報が伝えた。
瑞普国際によると、中国人を含む外国人観光客に人気の台北、台中、高雄などの都市部で、10数億~20億台湾元(約27億~54億円)程度の商用ビルを購入し、客室数50~100室の中小型でリーズナブルなホテルとする計画が、最も将来性を期待されている。こうしたケースは今後も増加する見通しだ。
なお、リーズナブルな価格帯だけでなく、信義計画区では「台北寒舎艾美酒店(ルメリディアン台北)」やフォーシーズンズホテルなど5つ星クラスの高級ホテル建設も相次いでいる。また、台北西華飯店(シャーウッド・タイペイ)は大直地区に62億元を投じて352室のマリオット・インターナショナル加盟ホテルを建設することでマリオット側と協議を進めている。
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