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日本車、来月から最大1割値上げも


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年8月16日_記事番号:T00024665

日本車、来月から最大1割値上げも


 円相場の上昇を受け、台湾の日本車販売代理店にコスト圧力が高まっており、早ければ来月にも販売価格を引き上げるとみられる。値上げ幅はトヨタ車が最大10%、日産、ホンダは3~5%が予想されている。15日付蘋果日報が報じた。

 トヨタ台湾総代理、和泰汽車の謝富来・広報担当は、年初から現在までで円相場が9%上昇しており、9~10月に発売する新モデルの価格を値上げすることになると語った。

 輸入車のRAV4は88万9,000~119万台湾元から97万8,000~108万元(約263万~291万円)へ10%の値上げが見込まれる。一方、台湾生産車は、日本製の部品使用が少ないため、5%の値上げにとどまり、トヨタの人気車種カムリは81万5,000~149万元が85万6,000~156万元となる見通しだ。

 裕隆日産汽車の謝汀麟副理は、早ければ9月初めの値上げを予定していると語った。値上げ幅は未定としているが、北部地区の販売員は蘋果日報の取材に、全車種で3~5%と答えた。

 台湾ホンダの陳俊亮協理は、円高が続けばおそらく10月に3~5%の値上げを行うとしており、台湾マツダも値上げの可能性は否定しないとコメントしている。