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政府機関でWiMAX応用、経済部が計画


ニュース 電子 作成日:2010年8月16日_記事番号:T00024667

政府機関でWiMAX応用、経済部が計画

 
 高速無線通信技術WiMAX(ワイマックス)産業に対する支援を目的に、経済部はこのほど、行政院衛生署、内政部警政署、教育部の特定の政策でWiMAXを採用することを柱とする計画を取りまとめた。投入費用は総額3億台湾元(約8億円)を見込み、9月から始動する。16日付工商時報が伝えた。

 このうち、衛生署はクラウド・コンピューティング技術とWiMAXを組み合わせ、病院のカルテの共有などを進める。警政署は街頭監視カメラの遠隔操作、警察用スマートフォンの導入を見込む。このほか、教育部は学校周辺における児童・生徒の安全対策にWiMAXを活用する。

 支援計画は2段階に分けて進められ、商品設計と試験生産を主体とする第1段階には1億元が投じられる予定だ。事業には遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)、威邁思電信(VMAXテレコム)、全球一動(グローバル・モバイル)、威達雲端電訊(ビー・テレコム・マルチメディア)、聯発科技(メディアテック)、精英電脳(ECS)などWiMAX事業者や関連メーカーが参加する。