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作成日:2010年8月16日_記事番号:T00024669
HTCの新アンドロイド携帯、Q4欧州発売か
宏達国際電子(HTC)は13日、全世界に向けた記者会見を9月15日にロンドンで行うと発表した。詳細は明らかにされていないが、グーグルのモバイルプラットフォーム「アンドロイド」搭載のハイエンドスマートフォン、「Vision」と「Ace」を発表するものとみられる。同2機種は第4四半期に欧州でボーダフォンから発売されると観測されている。14日付工商時報が伝えた。
2機種にはともに「アンドロイド2.2」が採用され、800万画素のデジタルカメラを搭載。「Vision」はクアルコムの800MHz帯対応チップセットを採用、3.7インチタッチパネルおよびスライド式QWERTY配列キーボードをが搭載されるという。「Ace」は米国市場で人気となっている「Evo」の姉妹機種で、同じく4.3インチディスプレイを搭載、1ギガヘルツ(GHz)で動作するクアルコムの「Snapdragon(スナップドラゴン)」チップセットが採用されるもようだ。
新機種はボーダフォンのほか、欧州ではT-モバイルも「Vision」を導入する見込みだ。このためHTCは、「Vision」の単月出荷目標を20万~30万台以上としていると業界でみられている。
なおHTCは米国市場でも、第4四半期にベライゾン・ワイヤレスからCDMA/GSMデュアルモードでQWERTYキーボードを備えたハイエンドのアンドロイド機種を発売するもようだ。