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UMC子会社、山東でサファイアインゴット生産


ニュース 電子 作成日:2010年8月16日_記事番号:T00024673

UMC子会社、山東でサファイアインゴット生産

 
 聯華電子(UMC)の発光ダイオード(LED)素材子会社、元鴻光電材料(中国山東省済寧市)はこのほど、サファイア結晶炉が完成し、重量89.5キログラムのサファイアインゴットの生産を開始した。16日付工商時報が伝えた。

 これにより、UMCはLED生産の川上部分に当たる素材生産へ参入を果たし、一貫生産体制に近づいた。

 UMCは済寧市にグリーンエネルギー事業の集約拠点として、「聯電済寧科技園」を昨年末に着工し、同社と直接、間接の出資関係にある冠銓光電、聯盛光電、聯相光電(ネクスパワー)、宝霖科技、永盛能源が既に進出を果たしている。今年と来年の投資総額は100億台湾元(約270億円)を超え、LEDエピタキシャル基板と太陽電池の生産が今年第3四半期以降、続々と始まる見通しだ。

 UMCはまた、中国のセラミック素材メーカー、中国製釉集団と合弁で設立した電子材料メーカー、致嘉科技を通じ、LED用蛍光体や太陽電池導電体などの自給率を高める方針だ。