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広東省長の訪台団到着、調達額は過去最高60億ドルも


ニュース その他分野 作成日:2010年8月17日_記事番号:T00024682

広東省長の訪台団到着、調達額は過去最高60億ドルも

 
 広東省の台湾訪問団を率いて16日来台した黄華華省長は、16~22日開催の「台湾広東周」イベントにおける台湾企業からの調達は総額60億米ドルを超える可能性もあると述べ、先月表明した52億米ドルをさらに上回る予測を示した。実現すれば、中国の省政府主催の訪問団による調達としては昨年の江蘇省(41億3,000万米ドル)を上回る、過去最大規模となる。17日付経済日報が伝えた。
 
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桃園空港に到着し歓迎を受けた黄華華・広東省長(左)。黄省長は中国唯一の客家人省長として、客家人の代表的な民間信仰の廟(びょう)「義民廟(新竹県)」も訪れる予定だ(16日=中央社)
 
 訪問団はきょう(17日)、同省の79社が参加する調達商談会を開催する。主に電機・電子部品が調達金額の多くを占めるとみられるが、液晶パネルや化学工業原料、食品雑貨、鉄鋼などを含め幅広い分野で商談が行われる。
 
 黄省長は台湾滞在中に台湾積体電路製造(TSMC)や光宝科技(ライトン・テクノロジー)を視察するほか、訪問団は苗栗県や台南県を訪問し、農産品の調達や農業分野での交流も行う。商談件数は合計400件近くに上る見通し。