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長栄集団の今年利益、過去最高を大幅更新も【表】


ニュース 運輸 作成日:2010年8月17日_記事番号:T00024685

長栄集団の今年利益、過去最高を大幅更新も【表】

 
 長栄集団(エバーグリーン・グループ)傘下各社の第2四半期利益は、長栄海運(エバーグリーン・マリン)が41億2,000万台湾元(約110億円)で黒字転換を果たしたほか、長栄航空(エバー航空)も前期比219%増の39億7,400万元で過去最高を更新した。下半期も成長が続くとみられ、証券会社は世界経済に特に大きな変動がなければ、同グループの通年利益は過去最高の2007年(103億8,200万元)を大きく上回り、200億元に迫る可能性もあると予測している。17日付工商時報が伝えた。
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 長栄海運は第1四半期、小幅の赤字を計上し、5月にようやく今年累計で損益均衡となった。ただその後、米国航路の需要旺盛による運賃引き上げに加え、6月からは特別付加運賃(ピークシーズン・サーチャージ)を導入したことで利益が急増、通期での黒字転換につながった。

 エバー航空の第2四半期利益はオフシーズンながら前期の3倍以上となったが、貨物取扱量が前年同期比58%増加したことが成長をけん引した。

 謝志堅グループ総裁は下半期について「第3四半期はハイシーズンで需要旺盛、第4四半期はオフシーズンながら横ばいを保つ」と楽観見通しを示した。