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最年少24歳の女性車掌、タロコ号に登場


ニュース 運輸 作成日:2010年8月17日_記事番号:T00024686

最年少24歳の女性車掌、タロコ号に登場

 
 台湾鉄路(台鉄)が花蓮など東部路線で運行している特急列車、太魯閣(タロコ)号で16日、若い女性の車掌4人が乗務を開始した。このうち、徐瑞婷さんは24歳で、台鉄史上最も若い車掌だ。乗客から「こんなきれいな車掌は見たことがない。また台鉄を利用する」との声が出るなど、反応は上々だ。
 
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徐さんは「いろいろな場所に行ける父の仕事がうらやましくて、台鉄に入ろうと決めた」と話した(16日=中央社)
 
 17日付蘋果日報によると、かつて台鉄の車掌は男性のみで、年配者が主流だった。しかし昨年、タロコ号に初めての女性車掌が登場。今回新たに24歳から31歳までの女性4人が加わった。また、同時に加わった男性の李兆平さん(34)は、交通大学土木学部の博士候補で、これまでで学歴が最も高い車掌となった。新人はいずれも昨年の特別採用試験の合格者で、これまで研修を受けてきた。
 
 最年少の徐さんは鉄道一家の出身で、父は現役の台鉄職員、祖父も台鉄の整備員として働いていた。受験勉強を助けた父親の徐展洪さんは「鉄道の仕事を娘に引き継ぐことができてうれしい」と語った。