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インフルエンザのワクチン接種、10月から開始


ニュース 医薬 作成日:2010年8月17日_記事番号:T00024690

インフルエンザのワクチン接種、10月から開始

 
 今冬のインフルエンザ流行に備え、行政院衛生署は297万9,000回分のワクチンを調達し、10月1日より生後満6カ月以上から小学校4年生以下までの乳幼児・児童、65歳以上の高齢者、医療関係者などを対象に公費で予防接種を開始する。17日付中国時報が伝えた。

 一般市民が接種を受けるには、300~600台湾元(約800~1,600円)のワクチン費用を負担する必要があるが、12月1日以降にワクチンに剰余分が出れば、無料接種に切り替える方針だ。

 同署によると、今年調達したワクチンの内訳は、台湾のワクチンメーカー、国光生技(アディミューン)製が73万回分、仏サノフィ・アベンティス社製が130万回分、スイス・ノバルティス社製が94万回分。ワクチンはA型、B型、H1N1型の3種類のインフルエンザに有効。過去にインフルエンザワクチンの接種を受けたことがない小学校以下の幼児は1カ月間空けて2回の接種が必要になる。

 国光生技は、10月の接種開始に先立ち、主要病院でワクチンの臨床試験を急ぐ。