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自動車産業の生産額、今年17%増=ITIS


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年8月17日_記事番号:T00024694

自動車産業の生産額、今年17%増=ITIS

 
 工業技術研究院産業経済趨勢研究センター(IEK)の産業技術知識サービス計画(ITIS)は16日、今年の自動車産業の生産額は前年比17.2%増の3,053億台湾元(約8,150億円)に達するとの予測を発表した。景気回復に伴い、台湾マツダ、台湾ホンダ、フォード車の福特六和汽車などは、今年の市場全体の販売台数は30万台を突破するとみている。17日付工商時報が伝えた。

 ITISによると、今年第2四半期の自動車産業の生産額は前期比2.87%増、前年同期比29.74%増の808億5,000万元となったもようだ。第3四半期は非需要期となるため完成車販売額は前期比20.5%減の290億7,000万元、自動車部品の生産額は同6.3%減の407億5,000万元との予測だ。

 ITISは、海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)対象品目にタイヤ、自動車部品など30品目が含まれたことを指摘。2年以内にゼロ関税となれば、部品メーカーの中国市場への参入に追い風になると分析している。