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許添財氏、台南市長選への出馬見送りか


ニュース 政治 作成日:2010年8月18日_記事番号:T00024709

許添財氏、台南市長選への出馬見送りか

 
 11月末の5直轄市長選のうち、台南市と台南県が合併して行われる台南市長選で、民進党を離党しての立候補がうわさされていた現職・許添財氏に、結局は出馬を見送るとの観測が出ている。投票日まで残り3カ月と10日となり、選挙戦を戦うには時間が不十分なことが理由だ。
 
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台南市長選に立候補する無所属候補が許市長に出馬を促し、選挙カーに乗せようとしたが、許市長(右)は「大ニュースになってしまう」と固辞した(17日=中央社)
 
 許市長は今年5月、民進党の予備選で頼清徳立法委員に敗れた直後、市の幹部に「考える時間を2カ月欲しい」と語り、出馬の可能性を探る姿勢を示していた。

 許市長の後援会は当初、10万人の支持署名を集めて立候補を促す計画だったが、8月中旬に至っても許市長が沈黙を守っているため、27日までにさらに5万人の追加署名を集めることを決めた。この「民意」が許市長にとって決断の最後の鍵になるとみられるが、現状では有権者の支持は力強さが失われつつあるようだ。

 許市長の出馬問題について頼立法委員は、「市長の台湾に対する責任感を信じる」とコメントした。