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鴻海の高雄ソフトウエア園区進出、計画に暗雲


ニュース 電子 作成日:2010年8月18日_記事番号:T00024723

鴻海の高雄ソフトウエア園区進出、計画に暗雲

 
 鴻海科技集団(フォックスコン)による高雄軟体科技園区(高雄ソフトウエアテクノロジーパーク)への投資計画が遅々として進展を見せておらず、計画見合わせの懸念が浮上している。18日付電子時報が報じた。

 李永得・高雄市副市長は17日、交通部高雄港務局が62億台湾元(約170億円)を投じて鴻海に提供する用地を取得したが、鴻海から何の反応もないと語り、同社に対し、合意に従って高雄投資計画を継続して進めるよう呼び掛けた。同市と鴻海はこれまで定期的に会合を開くなど、友好的な関係を築いていたという。

 これに対し鴻海は、「既定の計画に変更はないが、進度は当グループが決める」とコメントした。ただ同社は、中国工場の従業員連続自殺事件に対する一部専門家の痛烈な批判を受け、7月に台湾投資計画を全面的に見直すと表明している。