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中国液晶TVパネル、奇美電が首位に【図】


ニュース 電子 作成日:2010年8月18日_記事番号:T00024724

中国液晶TVパネル、奇美電が首位に【図】

 
 市場調査会社ウィッツビューによると、中国の第2四半期のテレビ用液晶パネル市場で、奇美電子(チーメイ・イノルックス)が出荷量ベースで首位に立った。2位は友達光電(AUO)、3位がサムスン電子、4位がLGディスプレイ(LGD)で、上位4社の合計シェアは87.7%に達した。18日付工商時報が伝えた。
 
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 4社のシェアはほとんど差がなかった。ただ、韓国メーカーは大型パネルで優位に立っており、出荷面積ベースではLGDがシェア24.3%で首位だった。

 業界アナリストは、短期的には台湾メーカーが韓国、中国のメーカーをリードする状況が続くとみている。しかし、中国勢では京東方科技集団(BOE)、TCL集団傘下の華星光電の2社が第8.5世代の液晶パネル工場の設置認可を取得。サムスンとLGDも中国でハイエンドの液晶パネル工場への投資を計画している。このため、長期的には台湾メーカーの優位が揺らぐ可能性もある。