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奇美電8.5世代の中国進出、サムスン・LGDより先に認可か


ニュース 電子 作成日:2010年8月18日_記事番号:T00024725

奇美電8.5世代の中国進出、サムスン・LGDより先に認可か

 
 18日付電子時報が韓国の英字紙、コリア・タイムズ(Korea Times)を引用して報じたところによると、サムスン電子とLGディスプレイ(LGD)の次世代液晶パネル生産ラインの中国投資に中国政府の認可が下りない中、まず、鴻海科技集団(フォックスコン)系列となった奇美電子(チーメイ・イノルックス)の四川省成都市での8.5世代生産ライン設置計画が認可されるとの観測が浮上している。

 韓国の業界関係者によると、中台間で海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)に調印が行われた後、中国は台湾メーカーとの関係を強化したい考えを持っているという。

 これに対し、奇美電はノーコメントとしているが、段行建・同社執行長はこれまでに、中国政府が奇美電の投資を認めるならば工場設置地点は成都にこだわらないと語り、中国投資への強い意欲を示している。