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作成日：2010年8月18日_記事番号：T00024727
ハンスターの増設ＣＦライン、11月生産開始
液晶パネルメーカーの瀚宇彩晶（ハンスター）は17日の董事会で、第5.3世代カラーフィルター（ＣＦ）生産ライン１本増設に対し、47億2,400万台湾元（約127億円）の設備投資を決議した。新生産ラインは既に機械設置を始めており、今年11月に生産を開始する。これにより同社のカラーフィルターは100％自社調達となる。18日付経済日報が伝えた。
増設ラインの稼働後、傘下のカラーフィルターメーカー、和鑫光電（シンテック・フォトロニック）の生産ラインはすべてタッチパネルに変更し、好調な需要に対応する。
ハンスターは、カラーフィルターの完全自社調達に伴って、粗利益率が高い携帯電話や電子ブックリーダー用の中小型パネルの生産比率を、現在の60％から引き上げる方針だ。
