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郭台銘氏、台大にがんセンター寄贈


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年9月5日_記事番号:T00002474

郭台銘氏、台大にがんセンター寄贈


 鴻海精密工業の郭台銘董事長の慈善基金「永齢福利慈善事業基金会」は4日、国立台湾大学に500床規模のがんセンターと先端がん治療を行う「プロトンセンター」を寄贈する契約を結んだ。建設費は100億台湾元(350億台湾元)を見込む。同基金会はまた、台大とのバイオ医療協力プロジェクトに50億元を拠出する予定で、支援規模は150億元に達する。5日付中国時報などが伝えた。

 計画によると、一連の施設は台湾大学病院の公館院区(台北市)に建設される。がんセンターの建設に45億元、プロトンセンターの建設に55億元を投入する。完成後は世界でも最先端のがん治療拠点となる。

 郭台銘氏は今年、実弟の郭台成氏を白血病で亡くしたことを契機として、私財をがん医療施設の建設に投じる構えを示していた。