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台北〜基隆港間、中継貨物の陸路輸送解禁


ニュース 運輸 作成日:2010年8月19日_記事番号:T00024740

台北〜基隆港間、中継貨物の陸路輸送解禁

 
 財政部関税総局は18日、台北港と基隆港の間で中継貨物の陸路による輸送を解禁した。19日付経済日報が伝えた。

 今回の措置で、中継貨物を取り扱う輸出入業者は、貨物リストを詳細かつ正確に記載し、かつ税関職員が立ち会いを受けるか、貨物に電子封緘(ふうかん)を施せば、海路による輸送を行う必要はなくなった。税関は電子封緘の適用を拡大していく方針だ。対象に武器、弾薬、毒物、危険物は含まれない。

 台湾ではこれまで、異なる港湾間で陸路による貨物の中継輸送が認められていなかった。このため、中継輸送は限られ、船便の出港時間まで貨物が留め置かれるなどして、時間とコストがかかっていた。

 関税総局は今回、陸路輸送を台北港と基隆港の間で試験的に解禁し、効果が上がれば、対象を台湾全土に拡大する方針だ。