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スポーツくじ販売目標、6年間で1900億元


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年9月5日_記事番号:T00002475

スポーツくじ販売目標、6年間で1900億元


 スポーツくじの発行権を獲得した台北富邦銀行は4日、今後6年間の販売目標を1,901億台湾元(約6,650億円)とし、年平均300億元の売り上げを目指す方針を明らかにした。5日付工商時報が伝えた。

 初年度の来年はスポーツくじが定着するのに時間がかかるため、販売額は107億元にとどまると予測した。インターネットや携帯電話などでの販売は、操作方法の習熟に時間が要すると見込まれるため、来年は対面販売が売り上げ全体の90%を占めるとの見通しを示した。

 一方、スポーツくじの発行権獲得に失敗した高雄銀行は、審査過程に強い不満を表明し、財政部に見直しを求めた。特に富邦金融控股の蒋国リョウ前投資長(リョウは木へんに梁)はスタンダード・チャータード銀行による新竹商銀買収に絡みインサイダー取引の疑いが持たれており、金融法規に違反している同社傘下の台北富邦銀行が発行権を獲得したことに疑問を呈している。