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台北金融中心、龍巌集団が高値落札


ニュース 建設 作成日:2010年8月19日_記事番号:T00024750

台北金融中心、龍巌集団が高値落札

  
 葬祭大手の龍巌人本集団は18日、台北市松山区の南京東路と敦化北路の交差点にある「台北金融中心」の、フロア4層と地下駐車場を総額18億2,000万台湾元(約49億円)で落札した。地上のオフィス部分は1坪当たり116万6,000万元で、同市松山区の商業オフィス物件の最高記録を更新した。19日付工商時報が伝えた。
 
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 今回の入札は、中央存款保険公司(存保、預金保険機構に相当)が不動産コンサルタントのサヴィルズ(第一太平戴維斯)に委託して実施したもので、台湾人寿保険、国泰人寿保険(キャセイライフ)なども応札したが、ダークホースの龍巌集団が落札者に決まった。

 松山区のオフィス物件に1坪当たり100万元以上の値が付いたのは年初来2例目で、不動産業界関係者は「合理的水準だが、決して安くはない」との反応だ。

 これにより、台北金融中心の権益保有比率は、国泰人寿保険が27.5%、龍巌集団が17.0%、国票金融控股と元大金融控股がそれぞれ13.7%となる。